最愛の家族がいなくなった。
1年前には、しましまの愛猫が。
そしてその1年後には、まっくろの愛猫が、立て続けに虹の橋を渡ってしまった。
やっと離婚でき、悪夢のようなあの家から出られ、これからもっともっと幸せになれるかもしれないという矢先なのに。
家族同然、長年連れ添った愛猫の存在がいなくなるのはかなり辛い。
抗うことの出来ない、老いという現実。
こんなに泣いたのは、母が亡くなって以来である。
泣いて泣いて泣いて
子供のように、おいおい泣いて
抱きしめてまた泣けて…
ごめんねとありがとうを繰り返すしかない。
冷たくなった柔らかな毛に顔をうずめる。
亡骸のお腹に顔を強くうずめると、キューってなくのだ。
こんな私のところに来てくれて、ありがとう。
私を選んでくれて、ありがとう。
出会えて、一緒に生きて、側にいて、その事にありがとう。
ただ涙が流れて、そんな風にしか言えなかった。
君は、最後に何を思っていたの?
先に行っていて。
また会おう。
その時は教えて。
君が思っていたことを。
















