熟年離婚 奮闘記「第8話 離婚 孤独」

離婚編

離婚して思うこと。

今まで側に居た人がいなくなる。

それがどんな事かと考える。

離婚前後と落ち着いた今とでは、考えが変化している。

離婚後の生活はガラリと変化し、自由度は高いが生活は決して楽ではない。

熟年離婚なので、直前に迫る老後の不安がついてまわる。

2人の子供もじきに親元を離れ我が道をゆく。

子供に介護は求めないし、余計な心配と面倒はかけたくない。

自分的には健康だし体力もあるので、未来の老体に自信はあるのだが、いつ何かがという事もありうる。

けれどいつまで一人で頑張れるかという問題がある。

だが、日本の未来を考えると、母としては子供達の老後の方が心配である。

これからますます厳しい社会になるであろうから。

配偶者がいれば互いに助け合えたであろうが、もうその存在は居ない。

これからは一人で生きて行かなければならない。

自分が選んだ人生なんだから仕方ない。

最近は弱気になっている。

娘が独立した。

めでたい事だが、寂しいというより、一気に力が抜けてしまった感じ。

これまで嵐のようだった人生から、かわいい我が子が巣立ち、ぽっかりと穴が空いた。

逃げるように出てきたあの家から、3人で移り住んだ古いマンション。

3人では狭いと感じていたこの家は、娘が居なくなった事でとても広く感じる。

物が減った分、鉄筋作りの部屋は小さな物音でも大きく響く。

そんな時は、やたらと孤独を感じて仕方ない。

もはや私の相棒は、愛猫だけとなった。

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