離婚して思うこと。
今まで側に居た人がいなくなる。
それがどんな事かと考える。
離婚前後と落ち着いた今とでは、考えが変化している。
離婚後の生活はガラリと変化し、自由度は高いが生活は決して楽ではない。
熟年離婚なので、直前に迫る老後の不安がついてまわる。
2人の子供もじきに親元を離れ我が道をゆく。
子供に介護は求めないし、余計な心配と面倒はかけたくない。
自分的には健康だし体力もあるので、未来の老体に自信はあるのだが、いつ何かがという事もありうる。
けれどいつまで一人で頑張れるかという問題がある。
だが、日本の未来を考えると、母としては子供達の老後の方が心配である。
これからますます厳しい社会になるであろうから。
配偶者がいれば互いに助け合えたであろうが、もうその存在は居ない。
これからは一人で生きて行かなければならない。
自分が選んだ人生なんだから仕方ない。
最近は弱気になっている。
娘が独立した。
めでたい事だが、寂しいというより、一気に力が抜けてしまった感じ。
これまで嵐のようだった人生から、かわいい我が子が巣立ち、ぽっかりと穴が空いた。
逃げるように出てきたあの家から、3人で移り住んだ古いマンション。
3人では狭いと感じていたこの家は、娘が居なくなった事でとても広く感じる。
物が減った分、鉄筋作りの部屋は小さな物音でも大きく響く。
そんな時は、やたらと孤独を感じて仕方ない。
もはや私の相棒は、愛猫だけとなった。
